彫金とは、金属工芸(金工“きんこう”)の中の鋳金(ちゅうきん)・鍛金(たんきん)・彫金(ちょうきん)という3つの技法の中の一つで、アクセサリーやジュエリーなどを作る技法全般を指す言葉としても使われているが、もともとの意味は「タガネ」と呼ばれる鋼でできた専用の工具をつかって、金属の表面に彫刻を施していく技法のことを指します。
「タガネ」で刻まれた彫刻は繊細で、筆で書いたような質感を金属の表面に表現することができ、古くから仏壇などの仏具に施されたり、銅でつくられた花瓶などの表面にも彫金が多用されています。
寛政年代から200年余り京都の地で、金銀銅、他、様々な金属素材で、お茶道具から香道具、装飾品、金物などなど、錺(かざり)職を続けてきた竹影堂は、代々技術を継承し、現7代目竹影堂 榮真が、繊細で温かみのある作品を作っています。
竹影堂の家歴を遡ると、「竹影堂榮真」の号を使い始めたのは四代 竹次郎。金、銀、銅、赤銅、四分一を配したる床飾り床置物等、 緻密精巧なる美術工藝品を製作し、国内のみならず、フランス、ドイツ等各国に発表し絶賛を得ました。故有栖川宮殿下より「竹影堂榮真」の号を賜りもって、京都金工界に大いなる業績を残しました。
7代目竹影堂 榮真が京錺(株)竹影堂、設立にあたり、三世榮真の命により竹影堂佳永の称号を得る。京都伝統工芸大学校総合工芸コース金属工芸科講師に就任し、京都府伝統産業優秀技能者に表彰されるほか、NHKテレビ 国宝探訪 山里が守った神輿~沃懸地螺鈿金銅装神輿に出演、神輿金具の華鬘の検証及び復元製作過程を紹介し、京錺の魅力的な仕事を伝えている。
現7代目竹影堂榮真 略歴
1958年 京都に生まれる
1973年 15才 父榮真〔えいしん〕の工房に入り指導を受ける
1991年 33才 大徳寺玉林院に於て竹影堂展
1992年 34才 芸術文化交流の会にて高円宮憲仁殿下、久子妃殿下の御高覧を得る
1997年 39才 京都高岛屋にて個展
2002年 44才 NHK《国宝探訪》の取材を受ける
2003年 45才 京都凌霄に於て、個展『茶の湯金工展』を開く
2004年 46才 東京 京王百貨店 に於て個展を開く
2007年 49才 京都伝統工芸大学校総合工芸コース金属工芸科講師に就任。
2009年 51才 4世 竹影堂榮眞を襲名する
2010年 52才 東京と京都に於て襲名展を開く
2014年 56才 京都・野村美術館に於いて、『竹影堂 榮眞 金工(錺り)の世界』
2018年 60才 京都高岛屋,野村美术馆に於いて、還暦展を開く
現7代目竹影堂榮真が率いる、竹影堂職人がシルバーペンダントトップの作り方を教えます。
2時間 1名様¥7,700(材料、道具込)